色「黒の意味」続き

どうも、マイナスイメージの強い黒ですが…
黒が良い意味合いで使われている例には、どのようなものがあるでしょうか。
帳簿では収入を黒インク、支出を赤インクで書いたことから、収入が支出を上回っていることを
「黒字」といいます。
また、黒は高級感を与える色であるということを利用し、クレジットカードの最高級カードとして
「ブラックカード」と呼ばれる格式の物が存在します。
黒は、「格式」「公式」のイメージを持ち、フォーマルには、黒が使われます。
黒が高級なイメージなのはいくつかの理由があります。
1つは色彩心理では、白などの明るい色に比べ黒は重さを感じさせる色です。
白よりも黒は、1.8倍も重くなると言う実験データもあります。
万年筆や宝石などの高級品が黒い箱に収まっていることが多いのも、
品物の質感や重量感・高級感をアピールするためと言われています。
黒の顔料はありますが、黒の染料は存在しないとされています。
染料で黒を発色させるには、紫の色を濃くしたものを使用する場合がほとんどです。
その為、まだ紫の染料が貴重だった時代は、黒を染める為に紫貝や紫根を使っていたため、
「高貴」な色とされていました。
そして黒は、何色にも染まらない性質から「中立」のイメージを持ち、
裁判官の法服や、スポーツの審判員の衣服には黒一色が用いられています。
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2014年07月26日 Posted byリアノン at 10:52 │Comments(0) │セラピー
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